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2006.09.12 Tuesday

飲酒運転を減らす方法

最近、飲酒による事故事件が多発している。図は8月30日に警察庁交通局長からの発表資料なのですが、危険運転致死傷罪施行の2001年(平成13年)12月25日から件数は下降しているが最近になって再び上昇してきていることがわかります。

 この法律の厳罰化には賛成なのですが、このデータからは行動分析学でいう嫌子によるコントロール下での「自発的回復」という減少がみてとれるように思います。さらに、福岡の事件などでは事故後水を多量に飲んだり、一端逃走して酔いが覚めて自首するケース(ひき逃げの罪の方が軽いためか)が出てきているらしく最悪の状態。

 ある番組ではコメンテーターが「公務員の場合上司もまとめて責任をとらせては」などと発言されていましたが、おそらく組織内でのもみ消しがおこるだけのような気がします。また呼気を吹きかけて正常値でないとエンジンがかからない装置も開発されているらしいですが、悪意の運転者が装置に金をかけるか疑問だったり、他人の呼気により始動させることも可能なので機械のみによって防ぎきることは不可能に思えます。

 嫌子によるコントロールだけでなく、飲酒後に代行運転を利用するといった適切な行動が生起するための環境条件の整備に対して法的にも、もっと力をいれる必要があるのではないかと思うわけです。

 例えば、アルコールを出すお店で駐車場を持つ場合、数件で組合を組織して代行会社との契約を義務づける。代行会社も数が増えれば競争原理によって料金も低下し、サービス競争もおこるかもしれません。「A店で1万円以上飲食されれば代行料半額サービス」など。また過剰になっているタクシー業界からの参入も加速されるのではないでしょうか?

 他にもアイデアはたくさんあると思う。行政は民間からアイデアを募ってぜひ実験施行し効果を測定し、施策に生かしていってほしいと思います。



 

井上雅彦 | 日常行動 | 02:16 | comments(2) | trackbacks(1)

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» なかなか良いと思うのですが [fussyの虹的生活から]
井上先生のアイディア でも、結局それだけだと、お役所が動いてくれませぬ。

2006/09/14 11:00 AM

コメント

はじめまして。私は高機能自閉症と診断された当事者です。
私の発想では「お酒飲む自体が犯罪なんじゃないの!?」となってしまうのです。
なぜかと申しますと、中学校のとき、親や学校関係者から言われたのは「お酒・たばこ・化粧は非行のはじまりだ」と言う暗黙の見解があったのです。
本来は未成年者がすることが犯罪であるのだが、私はその見解を丸受けして、「お酒・タバコ・化粧をすること=悪人」と認識してしました。今でも残ってます。
「未成年だからいけないんだ」一辺倒の考えだけでは「ほかの子がしてるのになんで私だけ言われなければならないの?」と反発してしまうだけではないのではと思うのです。
お酒はどのように使うか?なぜいけないのか?などの教育を徹底しなければならないと
思うのです。社会的に科学的にです。
私は飲酒を推奨というより反対です。

みっちゃん | 2006/09/12 6:57 PM

 教育による行動変容は重要ですね。いかにそれを家庭や学校できちんと教えていくかです。

 くしくも今日のニュースでは「ひき逃げ」についても罰則強化の方向で動いているようですね。事件をきっかけにしてしか社会変革ができない社会にはしたくないものですね。

井上雅彦 | 2006/09/13 1:00 AM

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