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2005.09.16 Friday

発達障害をのある子どもの余暇の拡大

 明日の発達協会実技講座のための移動日。SSTゲームの商品化についてG社との打ち合わせ。

 実技講座でのテーマの「あそび」だが、長年取り組んでいるテーマだ。
応用行動分析学でも、自己刺激行動を遊びに置き換える研究や様々な遊びのルールを教える研究はいくつかある。また遊びを利用してコミュニケーションや社会的スキルを教える研究も多い(前述のSSTゲームもそうなのですが)。

 興味の範囲が極端に狭い重度の知的障害を持つこどもや自閉症のこどもに対して、遊びの興味を拡大する研究は少ないのが現状だ。

 私は実践経験から「訪問セールスマンの原則」というものを考えている。
1.市場調査から顧客のニーズを読む(好みのアセスメントをする)
2.客とコミュニケーションをとる
3.ご用聞きをする(こどもの要求を充足する)
4.まずは商品を見てもらう(遊びを提示して見てもらう)
5.いきなり売らない(遊びを強制しない)
6.商品説明を十分に(遊びのモデルを十分に見せる)
7.売り込むタイミングをはかる(遊びに誘いかけるタイミングを考慮)
8.使い方の説明はお客さんが理解できるように(遂行できるようにプロンプト)
9.売った後のアフターサービスを十分にする(維持)

 実践研究としては長期のベースラインが必要だったり統制群がとりにくいような気がする
 

井上雅彦 | 実践研究 | 13:51 | comments(11) | trackbacks(1)

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» 個別の指導計画で「楽しむ」「味わう」をどう扱うか (2) [自然と人間を行動分析学で科学するから]
好きな遊びや活動が少ない、重度の障害を持つ子どもの興味を拡げるための臨床的なハウ

2005/09/22 8:15 AM

コメント

西へ東へとご苦労さまです。

今回は『あそび』をテーマにお話されるのは知っていましたが、『あそび』をこどもに提供することを「訪問セールスマンの原則」となぞられるとは、さすが井上先生ですね〜☆
内容を読んでいて「うんうん、確かに・・・」と感じる。

知的に重度ではないが、アスペルガーの息子にとっての『あそび』も限局化しそうだったものを、優しく温かい環境であった保育園という場で、いろんな『あそび』をゆっくりと息子のペースでアスペとも知らずに誉めて教えてくださった先生方に感謝している母である。


teketeke | 2005/09/16 3:06 PM

下の子どもは、ADDと読みのLDを持っていそう・・。
上の子がバリバリの障害児なので、結構診断されなくても読めてしまうのが、「親」です。
ゲームについては、下の子がハマっているのが「人生ゲーム」。とにかくSSTを伸ばしていこうと(本人の希望が最優先ですが・・)買ったのですが、上の子のルールを教えたりすることにも(意外と)役に立っています。
家族でやって、上の子には「順番待ち」、下の子には「銀行をやらせて金勘定(算数の勉強です)」と「状況説明(書かれている内容を読ましています)」。結構、イケています。ご家族でお試しあれ(^_^)

はじめの一歩 | 2005/09/16 7:03 PM

わたしもよく玩具屋さんや100円ショップなどで時間を過ごします。松屋町筋(玩具屋の問屋)界隈もなかなか楽しいですよ。
9月末でまた失業するので、玩具屋さんでのバイトもいいかな〜なんてヒントをもらいました。
ありがとうございます!
それにしても、人生ゲームのお札はどうしてドル札なのでしょうね。

ゆきんこ | 2005/09/16 8:01 PM

人生ゲームって、みんな一度ははまる時期がありますね(^-^)私も子どもの頃に、妙にはまってしまった時期がありました。
人生ゲームの盤面を自分でアレンジできるのをご存知でしょうか?http://www.takaratoys.co.jp/jinsei/download/index.html からダウンロードして、アレンジができます。ベーシックなもににあきたら、子どもさんにあわせたものに変更していくとより楽しいかもしれませんね。

ぷりん | 2005/09/16 8:19 PM

井上先生、発達教会でのご講演お疲れ様でした。
度々、すみません。3連休で暇なので。
ぷりんさん、ありがとうございました。
早速、楽しんでしまいました。
EXなどは、ブラック過ぎて白けるのですが、
初代人生ゲームは当時の時代背景も彷彿とさせるので、いい気分転換になりました。
あの頃、ABBAも流行っていましたよね。

ゆきんこ | 2005/09/17 4:17 PM

先日、入所施設に見学に行ってきました。そこで暮らすやや重度の中年位の方を見ていて、ただボーッと自分のこだわりのおもむくまま過ごされている姿を見ていて、井上先生の言われている余暇の過ごし方・余暇支援の大切さがわかりました。あの方達ももっと早くに周りの理解や援助、余暇の楽しみ方など支援してもらえていれば、施設の中にいても充実した暮らしができたのではないのでは…と思いました。

kenken | 2005/09/17 7:03 PM


本日は大変心に残る講座をありがとうございました。
本日の井上先生の講義にもありましたが、余暇活動にも本人の自己選択があるので、何もしないというのもひとつの選択ですし、施設職員のなかにはもとても頑張ってい。

はるぼー(元mimia23) | 2005/09/17 7:32 PM

続きです。

施設職員の中にはとても利用者のために頑張っている人もいるんですよ。私は元通所施設職員ですが、本日の講義を聞いていたら、もっと良い職員だったかもと思いました。

はるぼー | 2005/09/17 7:36 PM

sstとはなんでしょう?
学校で授業が嫌で毎日寝たふり、興味があることだけ起きて一緒にやるというスタイルだそうです。本人が毎日報告してくれます。訪問セールスに例えるのは納得できました。電車のアナウンスもよくわかります。私も何かにつけて例え、その奥の奥の心理を分析し話してしまいますが、人からは煙たがられる、異人ととられてしまいます。でもそれが世の中です。ゆうとくんがそうなのだと理解するか、世の中が理解してくれるか・・・

furutani yuto | 2005/09/18 12:43 PM

人生何が起こるかわかりません。
青春の保育畑から遠ざかって、セールスおばさんになりましたが、さまざまなお客様にさまざまの春の嵐の如き反応を頂き、「断られる仕事」に勤しんでいます。
子どもも大人もまずは、「拒否」することから始まり、それが徐々に信頼に変化するプロセスを楽しめると人生の醍醐味になるような気がしています。中学時代の恩師も、永年障害児さんの担当の経験のある先生なのですが、自費出版の川柳を、明日の新入学のはなむけに読んでいただければ幸いです。
「イヤという 一言でこの子は 生きている」

ゆきんこ | 2006/04/05 8:48 PM

なるほどです。拒否がかわいく思えたり、「おっ、そうくるか」と興味深く思えるといいですね。

井上雅彦 | 2006/04/06 1:57 AM

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