2017.12.19 Tuesday

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2007.11.06 Tuesday

当事者視点での情報の発信がなされているか?

 ある地域の行政関係の会議に出席しました。いくつかの私の意見を以下に。何のこっちゃわからないかもしれませんが。

1.連携といっても様々なレベルがあり、それぞれ具体的に定義して使うべき。ひとり一人の支援ニーズを書き出して伝えるというレベルと現場を訪問して会議を行うレベルでは、労力や予算も全く違ってくる。実現のための条件が異なってくるということ。

2.引き継ぎに関して情報を伝えるという行為だけでなく、情報が生かされたかをチェックする機能が組織の中に必要である。管理職の役目かな。

3.行政関係HPなどでの情報発信が当事者視点でわかりやすく書かれているかを点検する必要がある。検診や相談受診、サポートファイルの活用の推奨などにおいても「どんなメリットがあるか」が書かれてあることが必要。必ず当事者チェックをいれるようにした方がよい。

4.各学校の就学にあたって「特別支援の体制はどうなっているのでしょうか?」と聞かれることが多い。県や市や町の取り組みだけでなく各学校ごとに具体的な取り組みの方法は違うわけで学校のHPで発信することを義務づけてほしい。形だけで活用されているとは思えないHPがある。

5.「就学指導」といっても受け取る人によって捉え方が多様すぎて園や小学校間で共通理解が得られていないように思える。指導すること、勧めることと、選択を支援することは異なる(私は選択支援だと思っている)。「指導」の内容を具体的にしておろしていかないと担当者によって大きな差が出てしまうことを懸念する。「指導」ということばを市や町レベルでは何か別の言葉に代えてほしい。

井上雅彦 | 行政 | 03:40 | comments(4) | trackbacks(0)

2017.12.19 Tuesday

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コメント

井上先生  初めまして・・
奥田先生のところから、お邪魔いたします。
行動分析、特別支援教育の勉強を少し始めました、現役保育士です。 今年度も就学前で、小学校との繋がりについて深く考えさせられました。小規模なので、園と学校は度々交流できています。しかし、「市」や「教育委員会」とのネットワークの弱さが身に沁みました。
この「当事者の視点」を行政の方に是非読んで頂きたいと強く思いました。 また、「何を目指すのか?」の「本人も楽しめて、ある程度周囲に許容されるものへ置き換える」という作業を保育園で行い、また家庭でどのように生かせるか提案できるような保育園でありたいと思います。  「自閉症を克服する」の内容にもあったかと思います。12月6日の研修参加希望しておりますので、楽しみです!

樋 口 | 2007/11/14 1:28 AM

樋口さま
「本人も楽しめて、ある程度周囲に許容されるものへ置き換えるという作業を保育園で行い、また家庭でどのように生かせるか提案できるような保育園!」

すばらしいです。こんな保育園だったら、再入園してみたいです。

岡山は昼夜のダブルヘッダー講演です。昼の方でしょうか?この当事者視点の行政の方向けのお話しもいれますね。

井上雅彦 | 2007/11/14 2:51 AM

井上先生
ありがとうございます。お昼の方です。
今回、いわゆる「発達障害」を抱えるお子さんの就学前検診、就学へ向けての教育委員会の検討委員会・・・のあり方で口惜しい思いを致しました。井上先生の仰る「選択の支援」ではなく、「見た目」の判断で方向づけられてしまった感じでした。もっともっと保護者の「思い」に副った判断をしていただきたかった。
特別支援教育は、地方に委ねられるとの事ですので、形骸化してしまうのではないかと不安です。
「困り感」を抱える子どもさんをお預かりして、子育てとはどういうことなのか、受け入れる、心から愛する、保護者の方の生き方も含めて
自分に何ができるのか考える・・等々勉強になりました。まだまだ、学びたい事がいっぱいです。

樋 口 | 2007/11/15 2:55 AM

樋口さま
私も満足できる実践ばかりではありません。いろいろな社会の壁を感じながらあがきながらすすめています。無力感に悩まされもしますが、「なかま」を作りながら頑張っております。今後ともよろしくお願い致します。

井上雅彦 | 2007/11/16 12:23 AM

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