2017.12.19 Tuesday

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2007.12.01 Saturday

介入プログラムに至る前までの語られざる行動

 今日、というか昨日から第33回日本行動療法学会に出席しています。
大会事務局の会場係という仕事の傍らケーススタディやシンポを聞くことができました。

 エクスポージャーや臨床動作法と技法は異なっていても、いざ適用という前にきちんと条件が整えられている点が印象に残りました。とかく論文の中では適用技法とその効果が話題の中心になりますが、アセスメントから介入技法への適用へ持って行くまでのテクニックにはなかなかふれることはできません。逆に言えばこのあたりが「ライブ」の発表での醍醐味であるわけです。

 しかし一事例研究では支援者がメインの独立変数と思ったものが、実はその前の事前介入の有効性だったりすることは考えられることです。熟練のワザを一般化したり、自分の臨床に取り入れるためには、こうしたセラピストの言語化されない行動にも注意を払う必要があると思うのです。

 会場係の特権?で終了後質問に答えてくださった先生方、ありがとうございました。

井上雅彦 | 実践研究 | 03:43 | comments(2) | trackbacks(0)

2017.12.19 Tuesday

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コメント

 学会、ごくろうさまです。私は、いま、群馬県です。昨日は、心理リハの会でした。
 ところで、トラウマのケースに関しては、長時間曝露療法がもっともエビデンスがあると報告されています。でも、治療法を説明してもらって、その療法にチャレンジしよう と決意したひとのデータなわけですよ。ですから、もっと正確に、エビデンスをだそうとするなら、いくつかの療法を、説明して、どの療法を選ぶかというエビデンスの出し方もこれから、求められると思うんですね。でも、これまでのエビデンスの出し方は、薬物療法がモデルになっていますよね。だから、RCTデザインになってしまうんですね。
 このあたりの検証の方法論も、考えていかないといけないと思うのですが、どうでしょう。
 ちなみに、トラウマの心理療法として、動作法とPEを組み合わせた療法を考えています。というより、PEで、語りたくないことを語る というのも、すごい動作努力なんですね。さて、それをどのように、展開していくかが、今の課題です。

Tominaga,Y | 2007/12/02 8:19 AM

 冨永先生

 EBMから始まった研究手法の是非については様々な意見がありますが、効果は弱くても来談者にとって負担が少ない方法という選択肢が確立することも必要かもしれませんね。

 あるいはそのようなソフトな治療法による成功体験があれば、その次のより努力を要する治療に対する動機付けの向上にもつながっていくのではないでしょうか。

 統計的に有意だからというだけではなく、実際の目の前の人は、いくつかの症状が複合していることがほとんどであり、実際場面ではこうした合わせ技が必要になってくるのだと思います。

井上雅彦 | 2007/12/03 1:13 AM

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