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2007.12.27 Thursday

発達障害者支援試行事業の企画・推進委員会

 某地域の企画推進委員会に出席しました。往復6時間かけて行ったのですが、会議は予定オーバーで5時間あまり、この手の会議にはありがちなダラダラ感もなく緊張感をもって進んだと思います。

 この事業は国の発達傷害者支援開発事業をうけて行われているもので、各地域で支援モデルをつくることを目的としています。

 いままでにない事業の特徴としては「開発された手法を全国に普及させることを目的としていることから、事業の成果にいては数値化等を含め、事業全体の検証が必要になりますので、企画推進委員会の設置については研究機関との連携も含めて検証できる体制に重点を置いてください」という連絡が回っているということです。

 ばらまきにならないための第一歩というべきでしょうか。私が出席した会議の事業についても「幼児発達支援手法開発」「家族支援プログラム開発」「地域支援プログラム開発」などのカテゴリーごとに複数の事業所が参加し、予算が配分されています。

 以下私見
 県内の同じ開発事業でも事業所ごとに意識の差があったり、共通の問題で悩んでいることがわかりました。人口やリソースなどの地域差もあるわけですが、単に各々の問題意識でバラバラに取り組むのではなく、それぞれが情報交換したり合同研修して取り組んでほしいと思います。

 それぞれの社会福祉法人によってよって立つ理論がクリアに分かれているのもあまり良くありません。特色を出すのはよいのですが、あくまで支援を受ける側のニーズに基づいたものでないといけません。無用な対立や「療法の縄張り」を作ることをやめ、交流することで「よいとこ取り」をして欲しいです。○○県版プログラムとして発信する気概で行きましょう。

 各事業ごとの現場でやっている人が交流しないと、県全体でどうやっていくのかという取り組みにはつながりません。支援回数や成果を公表することは税金を使う以上当然のことといえます。一つの事業所の悩みについて、みんなでアイデアを出し合えるような、手を取り合って連携することがこの会議のもう一つの目標だと思います。

 外部からの委員として、かなり意見を言いまくってしまいましたが、内部の方が言いにくいところは私の役割だと思って、あえてきびしめなことも言わせて頂きました。しかし気持ちは私も仲間の一人だと思っております。多くの無礼をお詫び致します。


井上雅彦 | 医療と福祉 | 23:24 | comments(4) | trackbacks(0)

2017.12.19 Tuesday

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コメント

 最近社会福祉法人の方と新しい事業について準備しています。
 
 井上先生におっしゃっていただいて、気持ちがすーっとしました。
「無用な対立や「療法の縄張り」を作ることをやめ、交流することで「よいとこ取り」をして欲しいです。○○県版プログラムとして発信する気概で行きましょう。」

 これって、その通りだと思います。以前この施設でもいろんな専門家の方とコラボしてきたのですが、専門家によっては、違う流派の話をすると「じゃ、手を引くから」みたいになってしまって、施設の方が大変困惑されたことを知っています。

 そこで、私たちはユーザーの立場に立って、子どものニーズをとらえ、それの応じて専門家を選び、「○○してほしい」というオーダーをしっかりしていこうと考えました。そのために、あらゆる情報を集めたり、実際に「子どもがどうなっているか」をしっかり見たりしています。

 いろんな子どもがいるので、いろんな対応が必要なのが現場です。専門家の先生方もぜひ前向きに「コラボ」していただきたいと思っています。

 じゃないと、気ーつかってしゃーないんです。

menntaiko | 2007/12/30 12:22 PM

menntaiko さま

 応用行動分析学の原理やテクノロジーや効果の測定手法は「他の流派」にも応用可能ですよね。

 原則は大切です。しかし根拠のない薄っぺらい理論に縛られることが臨床の進歩や臨床家の成長を阻害することが多いように感じます。

 厳密に変対象を観察し、記録を取ることで対象児の行動がその答えを教えてくれるはずだと思います。

 その意味で自由にやれるのが本来のABAの流儀だと思います。

 

井上雅彦 | 2007/12/31 1:16 AM

 コメントありがとうございます。「厳密な観察」と「記録」を大事にしていきたいと思います。
 前の事業所との引継ぎに関して,信じられないことがけっこうあったので,愚痴モードで書いてしまいました。すみません。この次は前向きモードで書き込みします!

menntaiko | 2008/01/04 2:55 PM

menntaikoさま
引き継ぎの季節がやってきますね。

以前、大学と現場と家庭でリアルタイム情報を共有し、楽に確実に引き継ぐために保護者を交えたクローズドなコミュニティーをネット上に作りましたよね。

今日もMくんのコミュニティーを通してmenntaiko先生を含め前の担任の先生とコミュニケーションされていましたがこんな感じでやれるといいですね。

井上雅彦 | 2008/01/05 12:18 AM

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