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2008.11.23 Sunday

ITを活用した発達支援の情報共有

  LD学会の参加のため広島大学に来ています。一日目「ITを活用した発達支援の情報共有」という自主シンポの指定討論を行いました。

 コメントの視点は以下の通りです。
 
1 情報共有はゴールではない
 共有は支援のスタートであり、それからどのような支援が展開されたか、支援の展開にどのように貢献したかが重要であろう。「活用」という言葉をもっと具体的に定義して分析する必要があるだろう。
例えばシステムの「やりとり回数」はシステムの効果の指標そのものではないのではないか。

2 システム開発で終わらないために
 システムをどう使うことで、どのように支援効果が上がるのかを証明する研究デザインが必要である。

3 情報共有の選択肢の拡大
 いわゆる学校をベースにした情報共有では、転校や進学といった場合の情報の移行が困難となる。地域ベースのシステムによってこの欠点を補えるように工夫する必要がある。また情報の管理はだれの手にあるのがよいのか?ということも検討していく必要がある。

 井上(2008)は、保護者による無料のネット共有システムについて検討した。この中では管理者である親自身が情報共有の範囲を設定できる。進学したり、転校したり学校が変わっても過去の担任からアドバイスをうけることや、現担任が過去の担任から情報を得ることも可能になる。また他機関との情報共有も容易で、好きな時間に読んだり書き込んだりできる。


 従来の連絡帳やファイル、電話、面談やミーティングといった様々な情報共有の特性を理解し、選択肢として活用することが望まれる。

 

井上雅彦(2008)発達障害児支援におけるインターネットを利用した連携システム

−保護者が管理者となるコミュニティ−掲示板の利用− 鳥取大学心理臨床相談センター紀要(名称未定・印刷中)


 

 

井上雅彦 | 学校教育 | 18:06 | comments(0) | trackbacks(0)

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